2016年10月31日月曜日

Google Pixel (グローバル版:G-2PW4200)を使ってみた

2016/10/31 Google Pixel (グローバル版:G-2PW4200)を使ってみた!


本日、イギリスから個人輸入したPixelが手元に届いたので早速レビューしてみよう。

注文から到着までの個人輸入に関する記事はこちら
本体93,400円(当時のレート)、送料手数料3,929円(当時のレート)で入手することができた。



今回の箱はこんな感じ。毎回この瞬間は年甲斐もなくときめきますな(^o^)/
購入したのは5インチの128GBのブラックモデル。グローバル版のG-2PW4200。端末コードネームはsailfishである。ちなみに製造は台湾のHTC。製造国も台湾だ。



開封~♪
箱に入った本みたいな構造になっているので、スルっと中箱を引き出すことができる。



中身はこんな感じになっている。相当凝った作りの箱だな。



本体以外の付属品はこれだけ。全て白を基調としている。左からUSB Type-CのOTGアダプタっぽいのと、USB Type-A-Type-Cケーブルと、Type-C-Type-Cケーブル、さいごに英国電源用Type-C ACアダプタ。でけEEEEwww これを見ると日本の電源コネクタで良かったと思うw



海外旅行用の変換コネクタを使って充電してみた。本体には5V3Aの他に9V2Aの表記もあったのでかなりの高速充電が可能のようだ。とはいえ、せっかくのType-CのACアダプタではあるけどここまでして普段使うことはないな(^-^;)


では本体を触ってみよう!



本体の前面はオールガラス。ガラスが縁よりも少し手前にせり出しているデザイン。Galaxy SIIIを思い出す。要するにうつ伏せに置くとガラスが最初に接触する。傷つきやすいデザインといえる。
背面は下部というかボディーはアルミ製、上部がガラスになっていて斬新なデザイン。質感は流石に高い。
背面下部には"Phone by Google Model G-2PW4200 Made in Taiwan"って書いてある。
全体的に黒というよりはダークグレーといった感じの色合い。俺としては本体色はブルーと迷ったんだけど、画面側は黒いほうが良かったので結局ブラックを選択した。



本体下面はUSB Type-Cコネクタとマイクとスピーカー、かな?
上面にはイヤホンジャック。



本体右面には電源ボタンと音量ボタン。
左面にはSIMスロット。
側面は丸いだけでなくではなく面と曲面を組み合わせたデザイン。上部のカメラのある方が下の方よりも分厚くなっている。そうすることでカメラの厚みを吸収しているようだ。こうすることで机に置いた時もカメラが出っ張ってカタカタすることのない端末となっている(^o^)/ 俺は机上でカタカタする端末嫌い。


ここで、これまで俺がメインで使っていたNexus 6Pと比較してみよう。



Nexus 6Pと比較するとだいぶ小さいことがわかる。手に持った感じもかなーり小さめ。6Pも大きくて画面が見やすくてよかったから今回もPixel XLでも良かったんだけど、大きい方と言いながら5.5インチと今よりは小さくなってしまうので、どうせなら5インチにしてみようということで、無印を選択した。



背面のアップ。nexusの文字が消えGのロゴのみになった。あとPixelはどうにもこうにもiPhoneっぽい(^-^;)



指紋センサー部の凹みはPixelの方がかなり小さくなった。



厚みはほとんど差がなかった。液晶の見え方にも差は無いかな。解像度はPixelの方が低くてフルHDである。

どちらも特徴的なデザインの端末ではあるが、こうして並べてみるとデザイン的にPixelの方が優れている感じがする。


ではPixelの話に戻ろう。


付属のSIMピン比較。年々長くなってきているのです。そしてNexus9用が曲がっていることに気づくなど。



Google本社の住所が刻印されたトレーにIIJmioのSIMを装着して挿入!


では、電源を投入!



HTCともdocomoとも何も表示されずにGoogleロゴ!さすが純正端末。



いきなり日本語表示キター!まじかよ!まあ日本のSIMを入れた状態で起動したからだとは思うが。



おなじみのセットアップ画面。最近は他の端末からのデータ移行方法が充実してきた。



これがAndroid7.1を搭載したGoogle Pixelの初期画面。左上のGoogleボタンは、要るのか?(^-^;)



端末情報を見てみると、Android7.1でビルドはNDE63H。もう少し新しいビルドが出てるはずなんだけでアプデかからん。



Androidバージョンを連打するとやっぱりイースターエッグが。これはNaugatと同じぽ。



規制ラベル表示はご覧の通り。モデル名が明記されていて、台湾製であることもわかる。
それ以上のコメントは、しない(^-^;)



メモリは4GBも搭載している。余裕ありすぎ(^o^)/
内部ストレージのみの端末だが128GBあるので俺としては余裕。というかNexus時代から思ってるけどSDカードスロットをつけて欲しいところ。



バッテリーの表示を見てみると、朝から15時間使って30%程度しか減ってなかった。俺の感覚的にNexus6Pと比較しても遜色なく、実用性は十分ぽ。
充電を開始してしばらくすると充電完了までの残り時間が表示された。



IIJmioのSIMは自動で認識してAPN設定もされた。最初は3G接続だったけど一度機内モードに切り替えたことでLTEで接続できた!
表示が4Gなのが海外端末っぽくて良い(^^)




標準のアプリはこんな感じ。さすがにシンプルだ。ドロワーはページ表示ではなくスムーズに下にスクロールする形式。
Google純正アプリのアイコンが丸くなっている。ちなみにAmazonなど他のアプリのアイコンの形状は普通に四角かった。


続いていつもの1回計測ベンチマークテスト!

<Google Pixel>
AnTuTu Benchmark v6.2.1 :   139,303
Quadrant :                          30,149
PassMark PerformansTest :    6,803
Geegbench Single-core          1,526
Geegbench Multi-core           4,011
PC MARK :                          4,711
3D MARK Sling Shot:             2,580

<参考:Nexus 6P>
AnTuTu Benchmark v5.3 :     49,084
Quadrant :                  17,537
PassMark PerformansTest :    6,066
PC MARK :                    4,668
3D MARK Sling Shot:          1,149
3D MARK Ice Storm:      Maxed out!

<参考:Nexus9>
AnTuTu Benchmark v5.3 :      58,184
Quadrant :                   13,486
PassMark PerformansTest :     7,905
PC MARK :                     5,469
3D MARK :                    23,991

<参考:Nexus5>
AnTuTu Benchmark v5.3 :      37,759
Quadrant :                   12,405
PassMark PerformansTest :     3,767
PC MARK :                     4,200
3D MARK :                    17,625

伝統のQuadrantが超はえー!
実際の使用感としては、Nexus 6Pをいつも使っていた俺には明らかに実感できるほどヌルサクに感じた。ブラウジング、カメラのHDR処理など確実に快適になった。


【オマケ】


適当にamazonで購入したクリアケースを装着してみたところ。穴の位置が違うとかType-Cケーブルが刺さらないとかの致命的な欠陥はなかった。というかなんの欠陥もない。
これで机にうつ伏せに置いてもガラス面が直接触れないので安心。


【追記 2016/11/09】


やっとこさアップデートが降ってきてビルドがNDE63Vになった。



Pixel購入者特典としてPixelで撮影した写真と動画は無制限でクラウドに保存できる(^o^)/なにげに便利かも!


【追記 2016/11/12】
文鎮化した(^-^;) どうやっても電源が入らない。いままでROOT化に失敗してもブートローダーやリカバリが起動しなくなることはなかったのでびっくり。
Pixel文鎮化に関する記事はこちら

【追記 2016/11/29】
交換品が英国から届いた。17日ぶりに手元にPixelが戻った(^^)


【追記 2017/01/01】

先週あたりから日本語でGoogle Assistantが使えるようになった。
「あけましておめでとうございます」と向こうから話しかけてきたりした。簡単な会話も成立する。
でもまあ基本的には検索結果を示してくれるだけ。
しかしそれでもすごい。何がすごいってGoogle Assistantが日本語に対応したということは日本での発売の障壁がなくなったと考えられるからだ。
もしかしたら日本でも間もなく発売されるのかも。そうだとしたら嬉しいようななんとなく悲しいような(^-^;)


【追記 2017/01/09】


標準の着信音はいまいち。何がいまいちかって静かすぎて気づかない(^-^;)



音楽を再生してみると音質はとても良いと思った。最近のスマホは音がいいのが当たり前だけど。俺は再生ソフトはMapleを愛用してる。





以下、追記していきます。




2016年10月17日月曜日

燕温泉 河原の湯

2016/10/16 燕温泉 河原の湯に行ってきた。


燕温泉 河原の湯 | 妙高市観光協会
http://www.myoko.tv/sightseeing/553.html

おそらく温泉ファンには有名な燕温泉のふたつの野天湯。黄金の湯と河原の湯。
黄金の湯には昨年訪れたので、今回は天気も良いのでちょっと遠い河原の湯に行ってみた。

前回と同じく温泉街の300mくらい手前の駐車場に車を停めててくてく歩いて行く。昨年は廃墟の目立つ温泉街だったが、現在はかなり取り壊しが進んでいた。まあ壊したほうがいいと思う。



河原の湯へはこの登山口から登山道を12分ほど歩くことになる。



てくてく。早速景色がぱない(^-^;) 温泉に入るのも大変だなあ。
ひとりだとクマとか心細いだろうけど、この日は結構登山客とすれ違ったので大丈夫だった。



吊橋を渡ったところに看板があるので、橋の下に回り込むように降りていく。
そして更に細い登山道をゆくと…



河原の湯に到着!
これが脱衣所で手前に寸志の箱がある。ん?その横に多数の荷物が。
ここから数歩踏み出すともうそこは混浴露天風呂。登山客と思われる先客が10人位いて女性もおられたこともあり写真は無し。無念。

脱衣所は男女別になっているが、西部劇の酒場みたいなドアなので着替え中の足元が露天風呂から見えるなど、混浴難易度はかなり高いかと(^-^;)

湯は真っ白に白濁した硫黄泉。濁度は経験上最高レベルのもの。細かい高密度の湯の花で真っ白だ。
入浴してみると、かなり温い。おそらく37℃くらいでずっと入ってられるレベル。だから皆さん長湯しておられるのか。
2箇所から源泉が流れ込んでいて、別のところから岩清水が流れ込んでいるように見えた。
もちろん浴槽の脇は渓流で、水がざんぶと流れ落ちていた。遮るものはなにもない、100%野天湯だ。

分析表によれば、39.6℃、pH6.5、110L/分、ナトリウム・カルシウム-炭酸水素・硫酸塩泉で、加水加温循環消毒なしのかけ流しとのこと。最高!というかそんな設備があるはずもないw

混雑してなければ最高だったけど、しばらく最高の温泉体験を味わった。
その間も登山者や温泉マニアなど次々と客が来たが、ある者は混雑した浴槽に突入し、ある夫婦は水着で入浴し、あるカップルは撤退していったw 脱衣所が露天風呂のすぐ脇にあって、中が半分見えるのでやっぱり難易度高い。

出ようと立ち上がったら股間のところに真っ白な湯の花が堆積していた(^-^;) 洗い場など無いのでその日の俺はものすごい硫黄臭を放ち続けることになった(^o^)/

まとめ。源泉かけ流しの真っ白な湯、硫黄の香り、渓流の横で柵なし、素晴らしい野天湯。心からおすすめする。

白馬樅(もみ)の木ホテル

2016/10/16 白馬樅(もみ)の木ホテルに行ってきた。


白馬樅(もみ)の木ホテル【公式】
http://www.mominokihotel.com/jp/green/

この日は白馬で車中泊をしたが、気温は8℃にまで冷え込み寒さで目が覚めた。どこか早朝にやっている立ち寄り温泉はないかと探したら、ここが朝5時からやっていた。



樅(もみ)の木ホテルは八方尾根スキー場の白樺国際ゲレンデのちょっと下辺りにあるちょっと高級そうなホテル。
八方尾根は中学生くらいから一番通ったスキー場だが、こんな高級なホテルは縁が無かった(^-^;)
入浴料1000円をフロントで支払い中へ。
訪れたのが日曜日の6時ということで、宿泊客が朝食や朝風呂を利用していててんやわんやだった。よく日帰り入浴を朝もOKしてるなぁ。



ロビーは暖炉や昔のスキーなど落ち着いた雰囲気。風呂上がりにゆっくりさせていただいた。

浴室は撮影禁止とのことで写真はないが、内湯ひとつと岩造りの露天風呂ひとつ、サウナというシンプル構成だった。シャワーや石鹸類はもちろん完備している。冷水機などもあってやっぱりちょっと高級感がある。

湯は無色透明だが、注ぎ口の源泉は硫黄の臭いがした。ヌメリもなし。
成分表を見た記憶では、49℃、pH11のアルカリ性単純温泉だった気がする。こんなに強アルカリなのにヌメリがないとは。中性かと思ってたので意外。
普通に気持ちのいい硫黄の香りのする温泉だった。

まとめ。白馬で早朝にやっているホテルの日帰り入浴はここだけかも。貴重な存在。