2013年10月30日水曜日

シビックタイプRユーロ(FN2)のメンテナンスDVD

2013/10/30 シビックタイプRユーロ(FN2)のメンテナンスDVDを買ってみた。


自動車のドレスアップ | 車のドレスアップDVD専門ショップ MKJP - http://car-diy.jp/

いつものようにFN2で検索してYoutubeを見ていると以下の動画を発見した。


なんか妙に丁寧な作りだなー。あー有料DVDの宣伝動画かー。てかこんなDVDあったっけ?と思ったらなんと2013/9/24発売の商品だった!
これは買わなきゃと思い、即購入!送料込みで2,800円と安いのもいいね(^o^)/


届いたDVDは手作り感溢れるもの。プリンター印刷用のDVD-Rにデータを焼いて画像をプリントしたものだ。
俺はDVDプレーヤーを持ってないので、Windows8.1自作マシンでVLCメディアプレイヤーを使って再生しようとしたのだが、DVD-Rからはうまく再生できなかった(^-^;) しかしまあそこはいろいろ工夫してDVD Decrypterを使ってISOにしてからDaemon ToolでマウントしてVLCで再生したらうまく行った。(もちろんこんなことしなくてもうまく再生できない場合は店側で対応してくれるはず。)




細かい内容はこんな感じ。
もちろん内容を見せる訳にはいかないが、作業の安全に配慮した非常に丁寧な作りで収録時間はなんと2時間39分!かなりお買い得かと。
いままでDIYはもっぱらみんカラなどのWEBサイトを参考にしていたが、静止画ではなかなか伝わりにくい部分も多いものだ。特に内装はネジが何本で止められていて、それを外したあとはどのくらいの力でひっぺがせば良いかが重要だ。こういうDVDは見たことがなかったけど、動画だと「こんなに大胆に引っ張っていいんだ!」ということがわかるのが最大の利点だと確信した。これでいろんなことが自分でできるぞ!

まとめ。DIYの参考になるとても良いハウツーDVD。

2013年10月28日月曜日

シビックタイプRユーロでサーキット走行4日目

2013/10/26 シビックタイプRユーロでサーキット走行4日目


おなじみスポーツランドやまなしでのサーキット走行4日目。


今回は久々にBRZ氏と一緒に。いつのまにかBRZはものすごくチューニングが進んでなんだか妙な領域に踏み込みつつあった(^-^;) 一方我がシビックはECU書き換えのみw


この日は台風一過でハーフウェットコンディション。午前中の雨が上がって徐々にコンディションがドライに変化していった。
ウェットだからかさすがにこの日は2輪の人が来なかった。そこでなんと午後は4輪の自由走行に(^o^)/ しかも我々の他には常連のFTO氏一人だけしかいなかったので超まったりムードに。


4輪3台だけの貸切状態♪まったり。
ひとつの走行が終われば適当に10分後に次の走行をスタートする感じ。もちろん走行時間と料金はキッチリですよ。

ウェット路面でのサーキット走行は初めてだったけど、やはりかなり滑る。しかも路面は乾きつつあり、ドライ部分とウェット部分があるのでより怖い。複合コーナーではブレーキの操作ミスでかなり車体が横を向くこともあり危うくスピンするところだった(^_^;)
この日の俺の最高タイムは44.923秒。まあ今回はこれくらいで勘弁してやろう。あー怖かったw


あまりにもまったりなので、BRZとシビックタイプRユーロを交換して走行してみたりした。
エキマニ、LSD、ファイナルギア、ブレーキラインなどを交換したBRZはノーマル状態とは別物!フルバケも手伝いまさにレーシングカー気分を堪能することができた。特にブレーキの効きがシビックとは明らかに違う。あと立ち上がり時に自然にリアが出るので走りやすい。これはLSD交換による効果とのこと。あともちろんFRだからってのもあるわな。
頑張ったけど45秒は切れずorz オーナーより1秒ほど遅い。くそう。
シビックを運転したBRZ氏によれば、「タイヤが滑る。操作系に遊びが多い」と散々な言われよう(T-T) まあタイヤは早めに何とかしたいところ。


この日のサーキット走行は37.8kmで3.3km/Lであった。20分間の走行毎にガソリンゲージがググッっと下がるのがわかる。地球にやさしくない趣味だなあ(^-^;)

まとめ。低ミュー路での走行は非常に勉強になった。スタッドレスタイヤで雪のサーキット走行とか良いかもね。そうなるとこのサーキットの起伏が超怖いけどw

もうサーキット走行も日常化してきたので今後はいちいち記事にはしないかも。

2013年10月27日日曜日

みはらしの丘 みたまの湯

2013/10/26 みはらしの丘 みたまの湯に行ってきた。

恒例のサーキット帰りに行く温泉。今回は夜になってしまったが、夜景のきれいなみたまの湯に行ってみる事にした。数年前、昼間に行って印象の良かった温泉。
みたまの湯は甲府市の南側の小さい山の山頂付近にあるので甲府盆地がよく見渡せる。絶景の露天風呂が自慢の温泉だ。駐車場は広く、この日もたくさんの客が訪れていた。


みはらしの丘 みたまの湯・のっぷいの館 - http://www.mitamanoyu.jp/top.html

完璧なサービスのスーパー銭湯タイプで入場料は750円だった。モバイルサイトのクーポンでタオルももらえた。

内湯にはサウナや温度別の浴槽などがある。ガラスの窓が大きく、内湯からも景色が見渡せるようになっている。露天風呂が一段低い位置に作られているなど、設計にも景色を見るための配慮が伺えた。

温泉自体は関東によくある黒い湯である。ヌルスベ感もない。不透明度は並といったところ。源泉を直接手に掬ってみると香りがいい。それが特徴といえば特徴。源泉の温度は44.9℃といっちょまえだが加温はしているとのこと。


メインの露天風呂は全く囲いがなく、素晴らしい夜景が見渡せた。露天風呂は際まで湯が張られていてまるで水平線っぽく見えるようになっている。湯楽の里日立店と似た感じの設計だ。
写真は駐車場からの夜景だが、露天風呂からも、内湯からもこんな感じの夜景が180度視界に広がる。盆地の夜景はなんでこんなに綺麗なんだろう。風呂に入ったまま心ゆくまで夜景を堪能した。

まとめ。思わず長湯したくなる絶景露天風呂は最高!

2013年10月23日水曜日

焼津黒潮温泉 ホテルアンビア松風閣

2013/10/19 焼津黒潮温泉 ホテルアンビア松風閣


静岡県焼津黒潮温泉 ホテルアンビア松風閣|公式ホームページ - http://www.syofukaku.com/

俺には不似合いなほど豪華なホテルアンビア松風閣に泊まってきたので念のため温泉レポw

大崩海岸は俺の大好きな道路の一つで近くに来るたびに通っているが、そのとき毎回「このホテルでけえなあ。高そうだなあ。でも絶景だろうなあ」と思っていたのがこのホテルアンビア松風閣である。今回ちょっとした家族イベントでそこに泊まることになった。まあここを選んだのは俺だが(^-^;)

部屋から見ると上の写真のような絶景!大崩海岸の険しい表情と太平洋の海原が眼前に広がる。もともと断崖絶壁の上に建てられたホテルなのでどの部屋からでも眺望はいいと思う。海好きにはたまらない景色だろう。晴れていれば富士山も望めるはず。

さて、温泉。高級巨大ホテルだけあってサービスや設備は超充実。過去経験したことのないくらいの贅沢さ。利用自由のバスタオルから殺菌済みの櫛や髭剃りまですべてが揃っていた。


内湯はまるで高級スーパー銭湯。サウナやジャグジーなど設備も充実。湯に特徴はなくカルキ臭もした。温泉は外かな?


超絶景の露天風呂。思わず見とれてしまう。ここまで高い位置から海を見下ろす露天風呂は記憶に無い。
掲示してあった成分表によると源泉の温度は48.7℃と意外と本格的だった。ただし加水加温循環濾過全てありとのこと。正直で良い(^-^;)
泉質はカルシウム・ナトリウム 塩化物泉。海岸沿いの温泉でよくあるタイプのいわゆる単なるしょっぱい湯。やや苦味がきついのが特徴か。
夜には静岡方面の夜景がものすごく美しく、思わず長湯してしまった。

<おまけ>
先日の台風26号で県道416号線が崩壊したらしくホテルの入口前のトンネルから先が通行止めになっていた。


部屋から見た県道416号線はご覧の有様。路盤が2mくらいずり落ちていた。さすが大崩海岸。これどうやって直すの?(^-^;)ヨッキれんさんの意見を聞きたいところ。トンネルで地中回避かなあ。
見ている間に焼津側と用宗側両方から車で作業員が来てなにやら目視で調査をしていた。ということは用宗からここまでは通行可能なので途中の小浜集落は孤立はしてはいないな。しかし復旧はまだまだこれからといった様子。なんとか早めの復旧を望みます。

2013年10月18日金曜日

奥羽本線の板谷駅と峠駅

2013/10/11 奥羽本線の板谷駅と峠駅を見学した。

奥羽本線の板谷峠区間にはスイッチバック駅が4駅連続で存在していたが、現在は山形新幹線が通るようになり、廃止されてしまった。その現状を見てみたいと思い、このうち板谷駅と峠駅を見学してきた。

まずは板谷駅。
板谷駅は国道13号線の2本の栗子トンネルの間の側道を少し入ったところにある。
1990年のスイッチバック廃止により駅とホームの位置が移動している。


これが旧板谷駅の駅舎。昔はもっと大きかったんだろうけど、とても小さくて質素な駅舎だ。駅前には広場があり車も入っていける。集落も近い。
ホームはそのまま残されているが、線路はものすごい雑草に支配されていた。


現在の板谷駅は旧板谷駅から数百m離れたところにあり、車では行くことができない。アクセスは徒歩のみである。しかも旧突っ込み線の廃線跡とスノーシェッドの中を歩いて行くという萌仕様w しかし地元の方にとっては不便極まりない。


 このスノーシェッドの中をてくてく歩いていく。楽しすぎる!この突っ込み線も途中までは山形新幹線と同じ標準軌になっていて保線用車両が停車していた。
なおこのスノーシェッドの上部には右写真のようにしょぼい県道が屋根にめり込むようにして跨いでいっているw となりの峠駅へはこの険道を走って行くことになる。


現在の板谷駅の手前から福島側を撮影。
左が今来た突っ込み線とスノーシェッド。右が福島方面の24‰の下り坂である。標準軌なのでとても立派に見える。


このように現在の板谷駅はスノーシェッド内の簡素なホームである。ちょうど米沢行きの普通列車が来た。

おそらくスノーシェッドが元々ここにあったため、その内部にホームを移設したのだろう。板谷駅がこんなに不便な場所にあるのは、どうせ利用者も少ないし、ここの方がメンテナンスが楽でいいというJR側の都合と思われる。(違ったらすまん)


続いて峠駅。
俺的にものすごく旅情を感じる駅のひとつ。「峠」駅って、すごくないか?

峠駅に行くには板谷駅から狭い県道と市道をひたすら5km程行く必要がある。特に最終アプローチ部分の道路はこの先に駅があるとは到底思えないほどのボロい道路だった。かなりの自動車アクセス困難駅である。
峠駅も板谷駅と同じく1990年にスイッチバックが廃止されて駅が移動している。


これが現在の峠駅。スノーシェッド内の島式ホームである。スイッチバック関連の線路は軒並み撤去されておりスノーシェッド内もだだっ広い。現在はスノーシェッドを作りなおす工事が行われており、工事車両が多数あった。


 ホームから米沢方面を望む。左方向が突っ込み線で旧峠駅のあった方。


突っ込み線のスノーシェッドを抜けたところ。この辺りに旧駅があったと思われる。一応駅前に建物があるが、鉄道を利用する人はいないと思う。いるのは有名な峠の力餅の店の従業員くらいのものだろう。


峠駅跡地から更に小道が伸びており、特に立入禁止の表示もないまま突っ込み線の終端部のスノーシェッドまで行くことができる。この奥には突っ込みトンネルもあって不気味だった。


スノーシェッドの外側。レールを加工した鉄骨で作られているが、木部はぼろぼろであった。奥が建替え中の、現在の峠駅を覆っている部分。

まとめ。この二駅はまだまだスイッチバック廃止から23年と日が浅く遺構が多く残っていて楽しい。ほとんど人がいない地域ということで危険も少なくなかなか施設が撤去されないのかもしれない。廃線跡ファンにはおすすめである。

2013年10月17日木曜日

須川高原温泉と栗駒山周辺

2013/10/13 須川高原温泉と栗駒山周辺に行ってきた。

須川高原温泉 - http://www.sukawaonsen.jp/


須川温泉は栗駒山のぎりぎり岩手県一関市に入ったところにある。
周辺はまさに高原で一面の紅葉が広がっていた。しかし紅葉シーズンだからか登山客が多くなんと駐車場が満車。朝6時半に行った俺はギリギリ駐車出来たけど、その後来た車が駐車待ち渋滞を作っていた。


気温が5℃で天候は雨ということもあり露天風呂からはもうもうと湯気が立ち上っていた。露天風呂はなんと6時から営業している。これだけ登山客が集まる場所ならば採算も取れるだろう。しかしまもなくここは深い雪に閉ざされる。この3連休は今年最後の行楽シーズンといったところか。
料金600円を支払い中へ。利用は1時間までの表示があり回転率の高さが伺える。俺みたいに温泉のみを目的に訪れるのは少数派と思われた。
食堂も併設されているが内部は狭く脱衣所と露天風呂があるのみだ。男女は別。


露天風呂はかなり広い。死ぬほど寒いので身体を流してすぐに浴槽に飛び込んだ。湯加減はちょうどよい。しかし視界が悪い。風のないときは2m先くらいしか見えない(^-^;) 時折吹く突風で全体が認識できる感じ。
湯はすっきりレモンタイプ。pHが低く蔵王に似た湯だ。若干の硫黄臭があり、湯の花も少し漂っているが白濁というには程遠い。コンクリートの浴槽が水色に塗装されているため写真では白濁しているようにみえるだけである。
右奥の方には漏斗がありとんでもない量の源泉が注ぎ込まれていた。これは過去体験した中でも最高レベル。湯の温度も50℃程度と思われ注ぎ口付近では新鮮な湯を浴びるように堪能できる。天国並みの快楽を味わった(^o^)/ 岩山から伸びる漏斗は真っ黄色に着色していた。
入ったときは気づかなかったけど、出ようと思ったら発見してしまった。なんとシャワーとソープ類も完備!こんな山の上でありえん!ありがたい!

まとめ。須川温泉は膨大な湯量の極上温泉が嫌というほど堪能できる素晴らしい温泉だ。


<おまけ>
栗駒山の周辺の俺的みどころ。

祭畤被災地展望の丘。

2008年(平成20年)6月14日(土)午前8時43分に岩手・宮城内陸地震が発生。そのときに崩れ落ちた祭畤大橋がそのままの状態で保存されている。


橋がポッキリ折れて崩落している。まさに息を呑む衝撃的な光景だ。この橋桁の地面が地震の直後地すべりにより11mも移動したのだ。橋はひとたまりもなかった。
震源地はこの橋のほんの数百m上流である。
詳しくは山行が参照。
橋梁レポート 一般国道342号 祭畤大橋 “廃橋三昧” - http://yamaiga.com/bridge/maturube/


細倉マインパーク。
マインパークトップ - http://www.kurikoma.miyagi-fsci.or.jp/kanko/midokoro/minepark.htm


オリジナルキャラクターの人形などパラダイス感がビシバシ漂う細倉マインパーク。
しかし鉱山関係のテーマパークでここまで大規模なところも珍しい。観光坑道以外にも様々なアトラクションがある。9時半の開館時から多くの家族連れが訪れていた。
入場料は震災復興価格ということで半額の450円。なぜ復興価格で半額になるんだろう?(^-^;)


俺は迷わず観光坑道へ。朝イチなので俺が一番乗り。係員が電源を入れていた。鉱山観光はこうじゃなくっちゃ。内部は非常によく整備されていた。前半に鉱山開発関連の硬派な展示があり、動く人形や人車なども完備。この観光坑道は700mと割と長いが、後半はどうしようもなくつまらないイルミネーションとか「地球のメッセージを感じてください」的な変なポエムが多く辟易とさせられた。

くりはら田園鉄道、旧細倉マインパーク駅。


廃止後数年なだけあってまるっと残っていた。一度は電化されたものの施設の老朽化により晩年は非電化ディーゼルに戻った非業の路線。

細倉鉱山資料館。
鉱山資料館 - http://www.kurikoma.miyagi-fsci.or.jp/kanko/midokoro/shiryokan.htm


俺が来たことで係のおじさんが2階の展示室の電気を点けに行った。鉱山資料館はこうじゃなくっちゃ。一応館内は撮影禁止。
200円で見学できるが、もはや金を取っちゃダメってくらい古い施設。展示の最新データが1977年とかなのでおそらくその頃のまま。てかバリバリ鉱山現役当時の展示である。よって文章を過去形にするためのシール修正がそこここに見られるが、文章がおかしいw
しかし展示内容自体は非常にしっかりしており、読み応え見応えがある。一部には坑道を再現した部屋もあり完成度の高さに驚かされた。
見学後、鉱山職員だったという資料館のおじさんと長話してしてしまった。鉱山は廃止になったが、現在も目の前の工場は稼働しており、回収した廃バッテリーなどからの鉛の回収をしているという。鉱山だから選鉱の設備はすべて整っているというわけだ。今年になって新しい巨大なシックナーも稼働を始めたそうだ。このシックナーは道路から間近に見ることができ、現役のしかも新しいシックナーを見たのは初めてだった。
あと、なんか見学者はひとりで来る独身男性が多いらしい(^-^;)

2013年10月16日水曜日

超絶アクセス路で行く姥湯温泉 桝形屋

2013/10/11 姥湯温泉 桝形屋に行って生きて帰ってきた。

姥湯温泉 桝形屋 - http://www.ubayuonsen.com

この日、俺は滑川温泉に行こうとしていた。が、道を間違えてさらに上流の姥湯温泉に行ってしまったのだ!w

滑川温泉と姥湯温泉の分岐まで、奥羽本線の板谷駅からかなり狭い県道と市道を約9kmも運転してきた。基本的に離合できないが退避所がまあまああるタイプの道だった。そういうのは国道でもよくあるけど、そこは市道、路面状況が悪い。真ん中が盛り上がって腹が擦りそう。あとガードレールなんてない。ヘアピンが曲がりきれるかギリギリwそういう道なのでここまでにだいぶ精神力を使っていた。


これが問題の分岐点。ちゃんと滑川温泉右って書いてある。よく嫁俺(^^;)
多分山も道路形状も険しくてナビも現在地ロストしてテンパって何も言わなかった気がする。ここをヘアピン気味に左に行ったのだがその後もしばらく滑川温泉私有地という看板がそこここに出ていたので普通に「この奥なのかなー」と思ってた。
その後所々に警備員が立っているので「温泉ってこの先ですかね?」と聞いてみた。滑川温泉と聞かなかったのがミソw 「あと3km程先だよ。これからどんどん道が険しくなるから気をつけて」との答え。まあこのくらいの道があと3kmくらいならとそのまま進んだことにより地獄が始まった。
これまでもシビックでいける範囲でいろんな酷道、険道を走破してきたがここは過去最高、まさに死道だった!
ここまでのしょぼい道路スペックは標準装備として、まず勾配が異常にキツい。これは暗峠並みと言ってもいいと思う。あとそんな勾配なのに道路に松の枯れ葉が積もって滑るw
そしてこれが登場する。


何この標識!曲がりきれないヘアピンの切り返し方が番号で書いてある!www 俺は正直戦慄したね。実際シビックでも切り返さないと曲がれなかった。このヘアピンはかなり最近工事したようだが改良(笑)前はどうなっていたんだろう?


そしてその直後のヘアピンがこれ。もうコメントのしようがない構造だが、一応コメントすると藤原拓海でも飛んだらさすがに事故ると思う。


上から見るとこの勾配。17%は伊達じゃない!しかもその他の危険の標識がww 道路ファン的に最高すぐる。
その後、挙げ句の果てに濃霧登場!もうやめて!しかもわりと交通量あるんだよねこの道。数台と離合しなければならなかった。



この地獄の数百m区間のドライブレコーダー動画を掲載しておく。対向車や鬼勾配、切り返しヘアピン、松の葉地獄などが体感できるだろう。

ライト全開で温泉の駐車場に到着。無事着いたことに久しぶりにほっとしたわ。


が、ここから温泉宿までは登山道を徒歩で250m。しかも途中吊り橋とかあるし、最後まで抜かりなさ過ぎでしょ(^-^;)


川では重機が入ってなにやら工事をしていた。ここの工事車両をスムーズに通すために警備員がいたんだな。この写真の索道はどこに行くのか。霧エフェクトが強すぎて不明w


やっとこさ桝形屋に到着。割と新しい建物。ここも日本秘湯を守る会の宿だ。うん間違いなく秘湯だ。
フロントで500円を支払い50m歩いて混浴の露天風呂へ。手前に女性専用の露天風呂もあった。
脱衣所はほったて小屋タイプだが男女別。


さあ秘境らしく何の囲いもない露天風呂へダイブ!
湯は素晴らしい白濁した硫黄泉!pH2.5の単純酸性硫黄泉で源泉の温度は51.1℃。
露天風呂の岩がハンパなくデカい。元々ここにあった岩としか思えん。素晴らしい野趣だ。隣に渓流というかもはやスラブみたいな川が流れているがその対岸は断崖絶壁である。すごすぎ。流れる水も白濁していた。
なお混浴露天風呂は隣にもう一つあった。
もちろんシャワーやカランは無い。


まとめ。アクセスは半端無く悪いが温泉は最高ランク!運転に自信があるならおすすめ。

<追記>2013/10/18
板谷駅と峠駅のスイッチバックの記事を執筆していてスイッチバックのことを調べていたらWikipediaで衝撃的な事実を発見してしまった!
スイッチバック - Wikipedia - http://ja.wikipedia.org/wiki/スイッチバック
姥湯温泉 - Wikipedia - http://ja.wikipedia.org/wiki/姥湯温泉
まずはこの道の最急勾配は22%であることに驚いたが、なんとかつて上記の切り返し操作の必要な鬼ヘアピン部分は世にも珍しい道路のスイッチバックだったらしい!
これはすごい!見てみたい!と思いググったところ、このサイトに当時の写真があった。
98/10/26-27 姥湯温泉 - http://www.matatabi.net/Travel/98Ubayu.html
(↑ページ作者様すみません。勝手にリンクしました。貴重な記事をありがとうございました。)
当時から「車の進み方」の標識がww ていうかヘアピンからヘアピンへバックで進むとか斬新すぎる。
この記事の執筆された98年にはまだスイッチバックがあったことになる。その頃の俺は免許取りたてで無理だったと思うが、今ならぜひ体験してみたい!ジムニーでw
あと、霧に消えた索道の終点は対岸の吊り橋のたもとであることも判明したw 重量物運搬用ですな。うん気持ちはわかる。

いやー面白すぎるぜ姥湯温泉(^o^) 全く予備知識無く行ったけどどうやら有名スポットだったらしい。
じゃあ最後に言うよ?米沢どんだけスイッチバック好きなんだよ!