2013年12月16日月曜日

雲仙温泉 富貴屋

2013/12/16 雲仙温泉 富貴屋に行ってきた。

-乳白の湯と四季のお料理 -湯治のお宿 雲仙富貴屋 - http://www.unzen-fukiya.com/


島原鉄道グループの鉄道、バス、フェリー乗り放題で温泉にも1箇所入れる「島原半島遊湯券」を利用して、まずは諫早から島原外港まで汽車で移動。しまてつは旧国鉄の第三セクターかと思ってたら元々の私鉄だった。路線の雰囲気が国鉄っぽくない。島原外港駅から徒歩5分で島原港へ。ここからバスで雲仙温泉へ向かった。


途中、かつて火砕流や土石流などのワードが連日報道され記憶に新しい雲仙普賢岳の平成新山を間近に望むことができた。この山が20年前にできたばかりとは!


約35分ほどで9時には雲仙に到着。そこかしこから湯気が立ち上り硫黄の匂いが街中に立ち込めている。基本的に小さな温泉地なので多くの旅館や食事処、地獄巡りなども徒歩数分の範囲内。というかここまで地獄に近いというか地獄の中に旅館があるような温泉地は初めてかも(^o^)
まずは雲仙お山の情報館へ。ここは雲仙の歴史や自然環境が詳しくまとめてあり、トイレも綺麗で良い施設だった。特に温泉について詳しくまとめられていて非常に興味深かった。


続いて地獄めぐり。雲仙の地獄はとても本格的かつ巨大。こんな温泉地が東京近郊にあったら大儲けだろうなあ。この写真の旅館が今回立ち寄ったところ。普通に地獄の横にあるw

さてどこかの旅館の立ち寄り入浴に行こう、とあるホテルに行ったが清掃中とのこと。券面に表示されている施設にかたっぱしから電話をかけたがどこも昼前後から(^_^;) 11時のバスで雲仙を出ようと思ってたのに。仕方ないのでバスを1本後にして温泉卵を食べて時間を潰し、11時から入浴可能という富貴屋で日帰り入浴をした。しかしこれが大正解だった!


今回俺は島原半島遊湯券を使ったけど、普通に立ち寄り入浴をする場合は1,000円とのこと。旅館の建物自体はとても古いが風呂の施設はなんと2013年11月16日にリニューアルしたところだった!超新しい!そして一番風呂!人がいない!


受付でバスタオルとドリンク無料券をもらって中へ。脱衣所も非常に新しく、大手の温泉施設の最新の設計思想に基づいているように感じた。これはかなりちゃんとしたコンサルティングを受けたと思われる。万葉の湯とかそんな感じ。ドライヤーから綿棒、鍵付きロッカー、冷水機まで全て揃っている。ハンドタオルも使い放題。


内湯は檜で作られており新しい木のいい匂いがした。湯は湯の花が少ないタイプの酸性の硫黄泉。白濁というよりは微白濁。なめてみるとやや酸っぱく硫黄の匂いはあまりしない。源泉は47℃の単純硫黄泉で、加水加温循環ありとのこと。ちょっと残念。
他にはサウナや水風呂、ゆず湯などもあった。もちろんシャワーやソープ類も完備。むしろソープ類は種類多すぎ(^_^;)


露天風呂はこんな感じ。この日は露天風呂のほうが透明だった。湯船の底に湯の花が積もっていて歩くとモヤモヤっと舞い上がった。源泉が人工の渓流のようなところから流れ込んでいる。芸が細かい。浴槽には浅い部分があり寝湯できる。気持ちよすぎ。

上がったあとはワンドリンク無料券で牛乳を飲んだ。2階には畳の休憩所も完備。旅館裏の地獄が見渡せた。旅館で昼食もとることができるようだ。

まとめ。加水加温循環はちょっと残念だが、施設、温泉地の雰囲気、価格、全て申し分なし!最高!ただしアクセス的に日本の最果て地域のひとつなので行くには気合が必要か(^_^;) そういう意味で旅情はたっぷりかと。

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