2013年6月30日日曜日

シビックタイプRユーロでサーキット走行を初体験!

2013/06/29 シビックタイプRユーロでサーキットデビューした。

スポーツランドやまなし[SLy Racing Club] - http://www.sly-rc.com/

BRZオーナーの知人に誘われるまま、スポーツランドやまなしにて人生初のサーキット走行をすることになった。
全く未知なる世界の体験だったので、いろいろな体験と感想を記録しておこう。

まずサーキットの立地が超田舎。県道からさらに極細の道を奥に入った、なんというか人の気配のないところに立地している。ここなら爆音が轟いても文句は言われなさそう。到着した時も2輪が走行しており、その爆音と速さに驚かされた。


展望台に登ってみた。おー!これがサーキットか!
大きな建物が受付と食堂。右の白い屋根がささやかながらピット。


山間部に拓かれたサーキットだからコースにすごく高低差がある。ホームストレートは写真奥に向かってかなりの登り坂になっている。逆だったら恐怖だ。奥にタイムを表示する電光掲示板が見える。目の前のプレハブがコントロールで、軽ワンボックスはセーフティカーw

しかし意外なほど人がいない(^-^;)
最初にBRZ氏が先に走ったのだが同時走行は3台のみだった。これは快適。と思ったらその次の回はBRZ氏のみの貸しきり状態だった!すげー!超リッチw


というわけでまずはこの日のBRZの走行動画を載せておこう。(編集:BRZ氏)
FRのほうが明らかに走行ノイズが少ない。特にコーナー立ち上がり時はFFはタイヤからものすごく騒音が出るがFRは静かだった。


実はBRZがものすごくチューンアップされててこの頃のBRZとは別物になっていたのだが、それはまたの機会にでもw

さて、まずは受付で手続きを済ませよう。一見さんの俺にかかった費用は1ヶ月有効の会費2,000円(他の期間設定もある)、走行1回(20分)券2,040円、共済費500円、タイム測定器レンタル1,000円であった。わりと安い。共済費とタイム測定器は1日中有効なので何回も走ったほうが得だ。また、毎回誓約書を作成するのでそのときに必ず運転免許証も必要。
サーキットでは学校の時間割のようにタイムスケジュールが組まれており、2輪とか4輪といったように区切られているので4輪が走れるのは90分から120分おきに1日4回程度である。

準備としてはまず服装。長袖長ズボン。フルフェイスのヘルメット(2輪用可)とレーシンググローブはBRZ氏に借りたw 感謝!


そして憧れの儀式(^o^)、レンズ類にテープを貼っていく。おー!レースしてるっぽいシビックになったじゃあないか。右サイドの後方にはタイム計測器を貼りつけた。こうすることで自動でタイム計測をしてくれ、コースの電光掲示板にタイムが表示される上、走行後に集計して一覧表をプリントアウトしてもらえる。

車内のMicroUSBケーブルとか三角反射板とかムダなものは極力降ろしたほうが速いし、走行中にガダゴトいうと気になりそうなので全て降ろした。いや助手席のシートを降ろすのはもっと先だよ(^-^;)

準備が整い走行開始15分前から暖気運転した。同時に走るのは自分の他2台。高まる緊張…そして時間が来た所でコントロールに走行チケットを渡して、ついに


人生初のサーキットにコースイン!
最初は緊張もあり安全のため抑えめに走行したが、3周目くらいには慣れてきた。
毎回走行前にスタッフが周回して点検してるから路面は綺麗だし、何より対向車が来ないことがわかっているから安心して飛ばせる!なにこれ楽しい!
エスケープゾーンもそれなりにあるので飛び出しても事故には直結しないという安心感もあるし、なにより1,000mの短いコースなので最高速も90km/h程度しか出ないので安全だ。
何周か走っているとどうも45から46秒くらいで1周できることがわかってきた。同時走行の他の車ともあまりタイム差が無いようで追いついたり譲ったりとかはほぼ無かった。

走行中にふたつの固定カメラで動画を撮影したので貼り付けておこう。
実は暑いので走行中エアコンをつけていたのだがwエアコンを止めて44秒台を出そうと頑張ったあたりの周回の動画である。どちらの動画も同じ周回を撮影しており、最初の周が2番目のラップタイム45.288秒、2周目がベストラップの44.926秒だ。
ちなみに俺のシビックはECU書き換えだけで他は全くのノーマル。


まずは常設のドライブレコーダーBLACKVUE DR400G-HDで撮影した動画。
この動画だとライン取りがよくわかる。もちろんベストラインなんてわからないから感覚で走ってるだけ。自分の感覚では縁石ギリギリまで行ってるつもりなんだけど、実際にはだいぶ離れているようだ。当たり前だけどこれからですな。あとDR400G-HDはGPS計測による速度も動画に記録されているのでどのくらい出てるかわかる。最高90km/hくらいのもんだな。更に専用閲覧ソフトを使うとGの変化も細かく見ることができいるのである意味サーキット向けかもw なわけないw


BRZ氏に借りたGoProの動画。きれいやなあ。
このコースは3速に上げるところが2箇所しかなくてあとはずっと2速で行けるんだけど、クセで左手がシフトノブをずっと触っちゃってる(^-^;)こっ恥ずかしい。両手運転するように直さないとなあ。
44秒台が出て思わず「よし!」ってガッツポーズをしてしまっていたらしいw
このへんまでが20分の走行時間の前半。

後半になって俺はあることにやっと気づいた。「ブレーキってもっと踏めるんじゃね?
そう、それまで俺は全く踏めてなかった。最大の制動力を全然使ってなかったww 公道の走行でそんなに踏むことはありえないから知らなかった。車ってものすごい勢いで止まれるんだね!ってことに気づいた俺は、「よっしゃーいくぞー!」っと気合を入れたが、後半はタイヤが圧倒的に食いつかなくなってきて45秒台を出すのがやっとの状況になってしまった。


BRZ氏撮影の最終コーナーの近接動画。グッジョブ!
動画だとわかりにくいが運転している俺としてはズルズルに滑っている感じ。BRZ氏によるとどうやらタイヤの空気圧はやや低めに設定するのが常識らしく、燃費のためやや高めに設定していた俺のタイヤは後半熱でパンパンになって食いつかなくなっていったみたい。危険だっったかも。
しかしながら、プロが見れば色々と突っ込みどころはあるだろうが、自分のシビッ君がこんなふうに走ってる動画が見られて俺は感無量だ。


そして走行後のタイヤ表面は見たことのない状況に(^-^;)溶けて砂粒が刺さってる。F1でたまに見るやつじゃね?w

走行後は何の手続きもなく、テープを剥がして、計測器を返してタイム表をもらい、忘れ物のないように帰るだけ。要はその日のタイムテーブルを確認して、その30分くらい前にサーキットに来てチケットを買ってテーピングしたり準備して、20分走行して帰るか90分後の次の走行で良いタイムを出すようセッティングを見直す、というのが流れらしい。というか20分集中すると疲れるので1日2回走れば限界というものだろう。90分なんて待ち時間が長いとも思ったが、休憩しての集中力の回復と、次回のシミュレーションをしてたらすぐに過ぎてしまいそう。

ともかく初のサーキット走行が事故無く終わって良かった。走行中は興奮するので何かイケナイ脳内物質が出てそうだが、とにかく楽しかった。峠だとガードレールとか歩行者とか落石とか対向車とか死とか考えちゃって5分と集中できないけど、サーキットだと安心して20分間走行に集中できるのがいいと思った。サーキット面白いわ。たまに来てノーマルでどこまでタイム伸ばせるか追求してみたい。タイムが伸び悩んだ時に何をどうするかは今は考えないようにしようw

まとめ。サーキットは安全で楽しい。が、ハマると金銭的にやばそう(^-^;) さてヘルメットとグローブ買いに行こう。(←ぉぃ)

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